製品販売鉄道資材・測定解析装置
鉄道資材・測定解析装置
箱型ミュージェット
近年増えつつある超低床式路面電車等では、ブレーキに空気源を必要としない、いわゆるエアレス化が進みつつあります。この場合、砂まき装置やフランジ塗油器等の空気が必須の車両機器では、専用の空気源を持つ必要があります。ミュージェットは、コンパクトなエアポンプ等を空気源として使える新時代の砂まきシステムです。ミュージェットは鉄道総研と(株)テスが共同開発した商品です。
特徴
- 増粘着材にセラジェットで実績のある0.3㎜のアルミナを使用し、セラジェット同様のわずかな噴射量、砂まきに対する補給頻度の優位性等を保っています。
- 低速走行用に最適化されたシステムで、噴射速度が低いため、増粘着材が車輪・レール表面で跳ねるロスも最小化しています。
- コンパクトなエアポンプのON/OFFだけで作動し、セラジェットでは必要な蓄圧のための空気タンクや電磁弁が不要です。
- この箱型タンクは、円筒型に比べて、枕木方向の出の寸法を小さくして薄い形状にすることも可能なため、車両限界に余裕のない台車等にも適しています。